ネット電話で”舌戦”激化 米グーグルとAT&T

日経09.09.28朝
・・・問題となっているのはグーグルが試験サービス中の「グーグル・ボイス」。ネットを使って米国内に無料で電話をかけられるが,高額な通話料がかかる特定の番号には通じない。AT&Tはグーグルの行為が通話制限を禁じる通信規制に反していると指摘し,グーグルは「ネット経由のソフト機能」で「通話」には当たらないと主張・・・
AT&Tが目の敵にしたということは,話には聞いていたが,グーグルボイスは相当強力なサービスであるということは間違いなさそうだ。ヘタすると,AT&Tの通話料金収入を完全に食いつぶしかねないという事だろう。

AT&Tの主張も分かるが,現実的にはグーグルボイスがなくてもSkypeなど,ネット経由でコミュニケーションを取る方法はすでにいくらでもある。遅かれ早かれ,電話回線による通話はいつか必ず淘汰される運命にあると考えるべきだろう。

グーグルボイスの大きな波は,いつか日本にも必ずやってくるだろう。現状維持のために規制するか,それとも解放か。どちらを選んだとしても,その時日本がどういった状況になるか,考えておかなければならない。

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