使って分かったAndroidとiPhoneの違い - @IT

使って分かったAndroidとiPhoneの違い - @IT

ここ最近では例を見ない非常に長い記事で、筆者の気合いの入れようが伺える。始めは引用するつもりだったが、長過ぎて読みにくいので箇条書きでまとめてみようと思う。

iPhoneのプラス面
・ユーザーインターフェースが洗練されていて使いやすい(ブラウザのダブルタップなど)
・ブラウザの操作性がいい(特にスクロールやズーム)
・バッテリーの持ちが比較的いい
・アプリ開発APIが制限されていてセキュリティーの心配があまりない

iPhoneのマイナス面
・アドレス帳やカレンダーの同期は有料のMobile Me
・母艦(PC)が必要
・アプリケーション間の連携が非常に弱い
・デスクトップのカスタマイズがあまりできない
・シングルタスク
・プラットフォームとしてのオープン性に疑問(アップルが相当コントロール)
・開発環境がMacのみ
・アプリケーションの配布がAppStoreのみ
・カメラアプリに撮影画像サイズの指定すらない
・メールアプリからメール添付ができない

Androidのプラス面
・アドレス帳やカレンダーの同期が無料のグーグルサービス群
・OSのアップデートすら母艦(PC)が必要ない
・アプリケーション間の連携が非常に強い
・デスクトップのカスタマイズがかなりできる
・マルチタスク
・常駐アプリが可能
・開発環境がマルチプラットフォーム
・アプリケーションの配布がマーケットの他、自サイト掲載やメール添付可能
・メールアプリからメール添付ができる(当たり前のような・・・)

Androidのマイナス面
・GoogleのWebサービスとの連携が強く、事実上はGoogleプラットフォーム
・UI基本パーツが非常に味気ない
・ブラウザの操作性がよくない(スクロールもっさり)
・バッテリーの持ちが比較的悪い
・アプリ開発APIがオープンすぎてセキュリティーの心配も

あれれ?こう見てみると、UIが洗練されているというところ以外iPhoneのいいとこはあまりないな。iPhoneはシステムやスペックに表れない細かいところで色々いいところがあると思うが、分かりやすいところを挙げてしまうとこうなるか。

筆者はiPhoneを「作品」と呼び、完成度や統一感がある反面不自由さを感じるという。一方Androidは不自由さを感じないという。自分も似たようなものだが、iPhoneは感性の機体、Androidはギークな機体、といった印象を持った。

比較には入れられなかったが、アメリカではSMSが有力で、それがキャリアの重要な収入源になっている現状を挙げながら、Gtalkを使えば無料で同じ事ができることから、Webサービスの普遍性と強力さを指摘していた。

また、AndroidではGoogle Checkoutというクレジットカード決済サービスが用意されているようだ。このあたり、オープンプラットフォームといいながら、事実上Google Phoneといわれても仕方ないところを表していると思う。

こういったGoogleとの結びつきの強さが、日本の携帯メーカーがあまり積極的にAndroidを開発しない・できない原因なのかもしれない。

ただ今は初期段階なので、いいだしっぺであるGoogleがガンバらなければならない現状もわかる。

少なくともアップルと違い、やろうと思えば同様のサービスをサードパーティーが用意する事も可能だと思うし、Googleはそれを妨げないどころか応援するだろう。

このあたりの企業としての姿勢の違いも興味深い。

コメント

  1. 元ネタの記事、すごく長くて読むのが大変だったので、まとめてあって助かりました。分かりやすいです(^-^)

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