マスクは予防に役に立つのか 日本と海外では使用法全く違う(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

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・・・インフルに詳しい元北海道小樽市保健所長の外岡立人さんは、こう指摘する。「医学的に、マスクをすれば感染しないと裏付ける海外の文献はほとんど聞いたことがありません。WHOのガイドラインにもマスク着用は書いておらず、 本当に役立つか何とも言えないということです。欧米では、感染者がほかの人にうつすのを防ぐためにマスクをするので、健康な人はマスクをしないわけです」・・・・

なるほど。WHOのガイドラインにもマスク着用を指示していないようだ。役に立つかどうかも正直微妙だとのこと。その程度の予防効果なら高い金を出して無理して買う事もなかろう。

マスクをつける目的は、日本では主に自己防衛のためだが、欧米では他者にうつすのを防ぐのが主な目的であり、欧米とは考え方が真逆であることも分かった。

日本ではマスクをしていないと非常識と見られる傾向があるのに、欧米ではマスクをしていると近寄るな!とされる。所変われば考え方も本当に違うものだ。


しかし、なぜこんなにも日本人はマスクをしたがるのだろうか。

一つの理由は良くも悪くも日本人の潔癖性の傾向の強さか。潔癖性は面倒だが、感染拡大を防ぐのにはよい性質だろうと思う。

一つの理由は花粉症かもしれない。昔なら町中でマスクをしている人をほとんど見なかったが、花粉症が一般化したあたりから町中でマスクをする人をよく見るようになったと思う。ウイルスも風に乗ってやってくるという感覚が強いのではないだろうか。

一つの理由は責任追及が必要以上に組織に向かう事かもしれない。

学校で感染した例があったが、あのように校長が涙ながらに謝罪しなければならないのだろうか。

企業での感染例はまだ聞かないが、相当警戒しているはずだ。テレビでも出張時には関西を避けるようになどという企業もあると聞いたし、実際に周りでも、感染してもいないのに外出中のマスク着用を義務づけている企業もある。


とにかく正しい知識を持つという事が大事だと改めてわかった。その上で、適切な対策を国民全体で行なっていかなければならない。

政府ももう少しビシッとハッキリ言ってくれると助かるのだが。新聞で一面広告出すとか、首相が国民に向かって直接話すとか。


今回の事で日本人の性質が改めて考えられたのと、ある意味でよい訓練になったのはよかったと思う。

今回はプチパニックがマスクの売り切れという形で出たが、もしウイルスが強毒性だったら、もっと違う形でパニックが出ていただろう。

昭和の時代に起きた戦争の時もそうだったようだが、日本はパニック、というより、誰か一人がこうだ!というと皆で一つの方向に突っ走りやすい国民性だと言う事を重々承知して今後を考えていかなければならないと思った。

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