楽曲課金の問題もクリアされたかもしれない? 「viBirth」
前に書いた「 インディーズって何だろう? 」のエントリーで、インディーズがメジャー予備軍ではなく、本当の意味でindependentし、独立自尊を貫いていくためには、楽曲の課金の問題があることに気がついた。 この問題について Sound & Recording Magazine 2009年2月号 が特集を組んでいたらしい事を知って、妻がその号を取り寄せてくれたので、早速読んでみた。 p61 本誌は、2007年11月号で「Webで始める"一人レーベル"」という特集を組んだが、アーティストがレーベルなどの存在を中抜きにして、自身の楽曲を直接販売するような時代になるのではないか?というムードがあったのは事実だ。・・・"一億総クリエイター幻想"の後あらためて重要視されるレーベルの役割・・・完成度の低い楽曲がネットにあふれるという弊害おも生み出した。 とあり、もう幻想となったのか。。。とまずガックリ。アタリショックやクソゲーの乱発のような感じでクオリティーの高くない楽曲が増え、鑑識眼をもつレーベルの役割が再び重要になってきたという事らしい。 ふと今後のAppStoreの状況を予言しているような気もした。ソフトウェアの販売も、楽曲の販売とかなり似ているところがあると思う。 p62 基本的に個人がiTunes Storeで直接楽曲を販売する事はできず、上記のアグリゲーターや直接取引のあるレーベルから作品をリリースするか、viBirthなどのダウンロード販売サービスを利用する必要がある。 という事で、やはりiTMSで楽曲を個人販売することが出来ない事は確実のようだ。さらにガックリ。しかし「viBirth」という聞いた事のない単語が気にかかる。 p72 viBirth ・・・にアーティスト登録すると(月額3,150円)専用サーバーに30GBまで曲ファイル・・・をアップロード可能になる・・・アップロードした楽曲を(アルバム単位)を販売したいサイトを選択すると、viBirthが審査などの手続きを代行してくれる。晴れて販売可能となった楽曲は専用のWebウィジットに格納、MySpaceのプロフィールページに張る事で、ここから直接楽曲のダウンロード購入が可能になる。・・・このWebウィジットはほかのWebサイトやブログにも簡単に張れる・・・ おお...