インディーズって何だろう?

もう2年近く前の話になろうか。海老名の駅前で、たまたまYoccoという、いわゆるインディーズで音楽をやっている2人に出会った。

それまでインディーズのミュージシャンというのは、すごく遠い存在だった、というより知らなかった。

海老名の駅前でも本厚木の駅前でも、ストリートライブしている人たちはたくさんいるが、生まれて初めて、「?!」と思って足を止めた。自分にとってYoccoの二人は周りとは違っていた

最近は、このYoccoの2人がきっかけで、Tahnyaというユニークな2人に出会った。彼らもまたスゴい

それから彼らのストリートや箱のライブに顔を出すようになったが、オーディエンスが「君たちはデビューしてるのか?」と尋ねるのをよく目にした。いや、実は自分自身でさえ「君たちはプロなのかい?」と質問していた。しかし、時間が経つにつれ、その質問に微妙な違和感を感じるようになった。

きっとオーディエンスが、また自分が聞きたかったのは、要するに、メジャーなのか?ということなのだろうと思った。なら、

メジャーとインディーズの差は何か?

プロとアマの違いか?
大きい事務所と契約しているのがメジャーで、それ以外がインディーズ?
それとも単にまだ売れてないって事だろうか?

なぜ自分はそんなことにこだわるのだろうか。

彼らにお金に対する執着はほとんど感じられない。でも少なくとも音楽を続けられる程度には売れ続けてもらわないとファンとしては困る。

ただそのために、いわゆるメジャーにならなければダメなのだろうか。現状ではダメなのか。今やネットの発達で、メジャーの一つの特徴であるCDを売って稼ぐというモデルはプレゼンスを失ってきていると思うし、音楽を広く届けるということだけならほぼ誰でも出来るようになった。しかしまだ重大な問題が残っている。課金の問題だ。

AppleのAppStoreはソフトウェアの分野でこの問題をかなり解決してくれたと思う。ならiTMSはどうなのか?ちょっと調べてみた限りでは、どうやらなかなか厳しいようだ

Appleとの直接契約は難しく、中間業者を通す必要があるらしい。海外にはTuneCoreという比較的簡単そうなサービスもあるようだが、これだって結局中間業者を通すという事に変わりはなさそうだ。

このあたりはもう少し調べてみる必要がある。少し前のサンレコが特集を組んでいたようだ。買いかも。

また、こういった試みも出てきているようだ。

ひろゆきさんは
「音楽を作ることで生活できる仕組みを提案したい。ドワンゴの着うた配信をmF247経由で始めりなど、アーティストが物を売りやすい環境を作りたい」
と言っている。

素晴らしい試みだと思う。こういった仕組みが広く普及・成功することでインディーズのアーティストがより良い音楽を作れるようになれば、ファンもより幸せになる事だろう。

よい音楽を聞き続けるために、また彼らのためも、何か出来ないか一ファンとして考えていきたいと思う。

コメント

  1. mF247、サイト復活したみたいで、よかったねぇ。
    丸山さんの意思はすばらしいし共感するところが多いので、是非がんばってほしいサービスですね。

    Tahnyaなどもアカウント登録するべきじゃな~い?

    返信削除
  2. しかし丸山さんという人は、PS2にDVD乗っけた人らしいので、凄い人だね。

    日本の、いや世界のDVD普及に貢献したのではないだろうか。という事は、日本の経済にも相当な寄与をしたわけで。ほんと凄いわ。

    そういう人がインディーズを応援しようというんだから、是非成功して欲しい。

    tahnyaとyoccoは登録すべきだよね。今度話してみようよ。

    返信削除

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