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CordovaアプリでAppStoreのストア情報の「言語」に「日本語」を追加するには?

CordovaアプリをAppStoreに提出すると、何もしなければストア情報の「言語」が英語になる。 気づいてはいた。実際のアプリは日本語のみ対応なので、せめて「日本語、英語」と表示されるようにすべきだ。しかし、そんなところを気にするユーザーはいないだろうと思って解決を先送りにしていたら、ユーザーから指摘を受けた。 やっぱりちゃんと解決しないとダメだと思い直したが、どうすればいいのか?色々と調べたけど、ぴったりな情報は無かったのでログしておこうと思う。 XcodeでFile>New>File... ダイアログが出るので iOS>Resource>Strings File>Next ファイル保存ダイアログが出るので「Localizable.strings」という名前でResources配下に保存する。 ファイルインスペクター(Xcodeのプロジェクトナビゲーターでファイルを選択すると右に出るやつ)でResources/Localizable.stringsを選択 「Localize...」ボタンをクリック プロジェクトナビゲーターでプロジェクトをクリック Infoタブクリック Localizationsセクションで「+」アイコンをクリックし、Japanese(ja)を選択 ローカライズするファイルを選ぶダイアログが出るので、Localizable.stringsを選択し、Finish すると、 Resources/en.lproj/Localizable.strings Resources/ja.lproj/Localizable.strings ができる。 これでAppStore上で「日本語、英語」と表示されることを確認した。 本当は「日本語」のみの方が好ましいが、次のアップデートで試してみるつもり。

AppleのAppStoreにCordovaアプリを提出してリジェクトされたら…これをチェック!

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AppleのAppStoreにCordovaアプリを審査に提出したらリジェクトを食らった。曰く。 During review, your app failed to launch on iPad running iOS 9.2.1 and iPhone running iOS 9.2.1 on both Wi-Fi and cellular networks. Specifically, when we selected the application on the Home screen, the app displayed a launch image then quit unexpectedly. This may be because iOS 9 uses a watchdog timer for applications; if an application takes too long to complete its initial startup, the operating system terminates the application. 要するに「起動しない」と。iOS9は「watchdog timer」という、起動に時間がかかり過ぎるアプリを自動的に終了させる機能があるので、そのせいかもしれないとのこと。 結論から言うと、 Runpath Search Paths>Releaseにパスが設定されているか確認せよ! ということである。watchdogは関係無かった。単に必要なライブラリがリンクされていないせいでクラッシュしていただけだった^^; もちろん審査に提出するにあたりアプリが正常に起動することは確認している。デバッグモードではね。しかし、 リリースビルドで起動確認することをすっ飛ばしていた。慢心があった。 まずこれが敗因の一つ。 リリースビルドは、Xcode>Window>Organizer>Exportで抽出できる。抽出方法がいくつかあるが、今回のようなテスト目的なら「Sava for Development Deployment」で抽出する。 抽出したリリースビルドは、Xcode>Window>Devicesで各実機にインストールできる。 もうひとつの敗

iOSアプリ申請・公開手順まとめ 〜2016年3月版〜

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iOSアプリの申請・公開手順については、すでに様々な人々がブログ等でまとめてくれているが、代表的な記事でもすでに少々古くなっていることを否めない。 そこで、2016年3月版として改めて書いておくことにはそれなりの意味があると思うのでログを残しておこうと思う。 記事を書くにあたり、こちらのサイトを大いに参考にさせて頂いた。 よく分かる!iOS アプリのリリース手順のまとめ | Developers.IO 前提として、アプリの開発が済んでいることとする。 1. Production用のCertificateファイルの作成 iOS Certificates - Apple Developer にアクセス。作業は全てSafariで行った方が良い。 「+」ボタンをクリック。 「App Store and Ad Hoc」を選択してスクロールして「Continue」をクリック。 キーチェーンアクセスで申請用のファイルを作る方法が書いてあるページが表示される。「Continue」をクリック。 Macで、アプリケーション>ユーティリティー>キーチェーンアクセス.appを起動。「認証局に証明書を要求…」を選択。 「ユーザーのメールアドレス」を入力。 「通称」には「iOSアプリのリリース用」的なことを書いておいた方が良い。 「CAのメールアドレス」は空欄で。 「要求の処理は」は「ディスクに保存」を選択。 「続ける」をクリック。 すると、「CertificateSigningRequest.certSigningRequest」というファイルを保存するダイアログが出るので適当な場所に保存。 Safariに戻り、「Choose File…」をクリックして、「Generate」をクリックして保存したファイルをアップロードする。 「Donwload」ボタンをクリックして、「ios_distribution.cer」をダウンロードする。「Done」ボタンをクリックして終了。 2. Distribution用のProvisioning Profileを作成 「Provisioning Profiles」>「Distribution」のタブに移動し「+」ボタンをクリックする。