香港(中国)映画は好きだけど…イップ・マン〜ブルース・リーへの悲しい日本への恨みの連鎖

何だかんだ言って香港(中国)映画は好き。何が好きかって、あの独特の埃っぽい感じとカンフーが好き(*^_^*)

が、反日映画も多いから覚悟してみなければならない。



例えば「イップ・マン 序章」。Wikiを見ても実際、イップ・マンはかなり日本が嫌いだったらしい。

イップ・マン 序章 を視聴 | Hulu
イップ・マン 序章 - Wikipedia

カンフーはもちろん素晴らしいし、映画としても楽しめるんだけどね。どうしても日本への恨みがつきまとうんだ。

でも、いやいやながらそれを正視して見ると、中国はやっぱり相当悔しい思いをしたんだろうなという事を理屈じゃなく感じる。



「イップ・マン2」を見ると、その恨みが今度は日本じゃなくイギリスに向いている。やっぱり相当悔しかったんじゃないかと。

イップ・マン 葉問 を視聴 | Hulu
イップ・マン 葉問 - Wikipedia

イップ・マン自身はすごくフェアな人なのよ。言ってみれば人格者。中国にも人格者はいる。ここで考えなきゃいけないのは、そういった人格者でさえ反日になりうるということだ。

家を取られたせいで娘を死なせてしまったりね…やっぱり戦争だから、酷いことも当然あったんだろうと思う。そういったことに対しては素直に申し訳なかったなと思う。でも、それは戦争だからお互い様なのよ。どちらか一方が100%悪なんじゃない。

ところで、2ではサモ・ハン・キンポーが出演してるんだけど、彼とイップ・マンとの勝負がサイコーだったわ(*^_^*)

マジで拳が見えないぜ〜〜〜!!!



2の最後でブルース・リーがイップ・マンに弟子入りに来るシーンがある。そのブルース・リーを改めて見ると、これまたかなりの反日だと驚いた。ガキの頃はマジで何も分かってなかったよw

ドラゴン怒りの鉄拳 を視聴 | Hulu
ドラゴン怒りの鉄拳 - Wikipedia

イップ・マンからブルース・リーへの悲しい日本への恨みの連鎖だ。イップ・マンは「日本人には詠春拳を教えるな」と公言していたという話だから、きっとブルース・リーにもそういう話をしてたんだろうなと。



しかし、第二次世界大戦が終わってからもう半世紀以上が経っている。日中はこのまま、孫の代までいがみ合うのだろうか。。。

これらの映画を見ていて、問題解決のキーワードは「師匠(しーふぉー?)」かもしれないと思った。

劇中のキャラは、必ずといっていいほど初めは相手を舐めてかかる。しかし、相手が凄腕だとわかると手のひらを返したように跪き「弟子にして下さい」と頼み込む。そして、一度師弟関係が結ばれれば、強烈な愛情を示す。

日本が中国に「凄腕だ」と認めてもらうにはどうしたらいいだろう。軍事力か?経済力か?何でもいいんだけど、とにかく中国を圧倒的に凌駕する何かが必要なんじゃないだろうか。逆説的だけど、そうした「強い日本」にならない限り、日中の友好は無いのかもしれない。

ただ、お互いに相手を単に屈服させようとするのではなく、映画の中の師匠と弟子のようにお互いにリスペクトし合えるようになるためにはどうしたらいいのか、それを話し合いたいものだ。

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