山本太郎議員と福島第1原発新所長 小野明氏には「防潮堤」と「汚染水流出を食い止める何か」の建設を期待したい

日経13.07.23朝 福島第1原発 事故後3人目の所長 小野明氏(54)

汚染水の海洋流出の可能性が明らかになるなど、厳しい状況が連日のように伝えられる…
30年の会社人生のうち半分を福島第1、第2原発で過ごし、燃料、設計、運転、保守、廃棄物処理などほぼすべての関連業務を経験してきた…
福島への愛着が強いだけに、不安を与えるトラブル続きの現状には忸怩(じくじ)たる思いが募る…
事故時に所長として奮闘した吉田昌郎所長が9日に逝去した。若い頃から指導を受け、慕っていた先輩だった。「福島の復興に尽くしたいという遺志をしっかりと引き継ぎたい」と話す…
(産業部 鷺森弘)

福島第1原発の所長に小野明氏が就いたそうだ。

小野氏は福島に愛着が強く、ほぼ全ての関連業務の経験もあり、吉田元所長の後輩にあたるそうだ。そして小野所長は吉田元所長の遺志を継ぐとおっしゃっている。

そこで、まず期待したいのは本格的な防潮堤の建設だ。

吉田元所長はもう少し津波の想定を高くして対処していれば・・・と悔やんでおられたそうだ。防潮堤の重要性は、今も昔も変わらない。いや、むしろ今の方が重要性は増したはず。

なぜなら、万が一もう一度津波がくれば、福島は終わるから。今度は福島だけじゃない。東京も含めた東日本がすべて終わるかもしれないから。

もう一つは、汚染水の海洋流出を食い止めるための何らかの施設の建設だ。

汚染水の問題は「津波がくる〜」という想定の話ではなく、現実に差し迫った問題だ。これをしなければ、福島は、日本の太平洋側は徐々に蝕まれていくことになるから。

どちらも、もはや東電だけでは無理かもしれない。ある意味「国防」という観点から、国が支援をしなければならないのかもしれない。

ここで思い出すのは、先日当選した山本太郎議員だ。



避難する権利とか、被曝する権利とか、それもひとつの考え方だろう。

しかし、本当に子どもたちを守りたいのなら、本当に「みんなで生きのびる」ということを目指しているのなら、そして国会議員になったのなら、国会議員にしかできない、より大きいことを是非成し遂げていただきたい。

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