2013年6月16日日曜日

「ネット投票」で投票率は上がるのか?

日経13.06.16朝 風見鶏 選挙ばなれ止められるか

…野党第1党の民主党は衆院選惨敗の痛手から立ち直れず、維新の回は橋下徹共同代表(大阪市長)の従軍慰安婦発言で自滅…
勝負の行方は決した感があり、投票率が大幅に下がらないか、気がかりだ…
小国のエストニアでは、国政選挙でインターネットを使った投票が実施されているという…
技術的な課題も尽きないが、「ネット投票」ぐらいの抜本的な策を講じないと、選挙ばなれを止められない時代に入っているようにも思える。
(編集委員 西田睦美)

これから夏にかけて、都議選、参院選と重要な選挙がある。西田氏も指摘しているように、「勝負の行方は決した感」は確かにある。そうなると、投票率の下落が心配だ。

自分は選挙権を得てからというもの、国でも地方でも一度も棄権したことは無い。ただ、選挙に行かない人の気持もわかるんだ。だって、やっぱり面倒だもの。

最近になってやっと「ネット選挙」は解禁された。「ネット選挙」の本来の意味だった「ネット投票」には程遠いが、もし「ネット投票」が実現されれば投票率は上がるんじゃないだろうか?

エストニアが世界で唯一「ネット投票」をしている国らしい。その国の統計を見てみよう。

イマジン:第3部 えらぶ/4 ネット投票、政治変える エストニア、国民の権利重視- 毎日jp(毎日新聞)

…ネット投票の効果は投票率にも徐々に表れている。導入前は低下傾向だった国政選挙の全体の投票率は、07年は3・7ポイント、11年は1・9ポイント、それぞれ前回を上回った…


どうやら、やっぱり上がりそうだ。特に地方選挙に対する効果が顕著。少なくとも下落を食い止めるだけのことはありそうだ。

日本はこれからさらに高齢化社会に突入する。いま投票できている高齢者も、いつまで投票所に足を運ぶことができるだろうか。これは一票の格差と同じくらい国民の投票する権利に関わると思う。

時間のない人のためにも高齢者のためにも、そして何より日本国のために、今から考えるべき課題だと思う。