2013年2月8日金曜日

歌舞伎のあの「睨み」はお祓いの意味があったのか。是非、団十郎さんの「睨み」をこの目で見たかったな・・・

日経13.02.05朝 歌舞伎の支柱技巧を超越 市川団十郎さんを悼む 上村 以和於

…今度は歌舞伎の象徴的ともいうべき市川團十郎を失うという大衝撃…
団十郎という名前は江戸歌舞伎の昔から歌舞伎のシンボルとして格別の存在とされてきた…
市川家の芸の真髄は「荒事」にあるといわれるが、それは「荒人神」という一種宗教的な精神を根底に持っている。「にらみ」という、団十郎家に今も伝わる儀礼で、団十郎が睨んでみせると邪気が払われると信じられた。それは俗信というより、民族の深部に宿る人々の願いであり、祈りにも通じる。団十郎とは、その民族の魂を体現するものであり、「荒事」はそれを表す芸だった…
まさに芸は人なりという言葉が団十郎の舞台の中に生きていた…
(かみむら・いわお=演劇評論家)

歌舞伎のあの「睨み」はお祓いの意味があったのか。是非、団十郎さんの「睨み」をこの目で見たかったな・・・

確かに、祓われそうな気がするもの。歌舞伎は深いな。