下地島空港を空自が使用する場合の最大の問題点は「地域住民に納得してもらえる説明ができるかどうか」だろう?

下地島空港を自衛隊が使用する効果: 数多久遠のブログ シミュレーション小説と防衛雑感

…一言で言えば、下地島空港を自衛隊が使用する効果は、尖閣など先島諸島周辺域における、航空作戦の遂行能力を飛躍的に高めることができるから
…その理由は、なんと言っても下地島の位置にあります
…下地島は過密した那覇基地に比べ、エプロンなどを非常に余裕を持って使えるというメリットもあります。警備面でも、周囲にほとんど人家のない下地島は、那覇に比べ優れています。
…地域経済に及ぼす影響は大きなモノがあります

それはやっぱり、下地島は尖閣に近いし、周辺にあまり人も居ないし、訓練がなくなった穴埋めや、補助金などの地域経済に及ぼす効果もあるだろうな・・・と素人的にも思う。


下地島空港を空自が使用する場合の問題点(数多久遠) - BLOGOS(ブロゴス)

…問題点①:飛行隊をどこから持ってくるか
…問題点②:那覇空港の拡張により下地島不要にならないか
…問題点③:下地島は中国大陸に近く、攻撃を受けて破壊される可能性が高いのではないか
…下地島には、那覇と異なり周辺住民の避難が容易だという利点があります…下地島の場合は、住人はわずか60人程しかおらず、隣接する伊良部島の6283人と合せても、宮古島への避難は、那覇と比べれば遥かに容易です。
…下地島を使うメリットは大きく、使わないとすれば、海自を増強したとしても、いずれ航空優勢の確保は困難となり、尖閣は失うことになると思われます。

軍事や安全面を考えれば、問題点はそういうことになるのだろうと思う。

しかし、一番の問題は、下地島を始めとした近隣の人々に納得してもらえる説明ができるかどうかという事だと思う。

コメント欄を見ると、「やるしか無いからやりましょう」という感じの意見ばかり。これを見たら、宮古のおじい、おじさん、おばさん達は何と言うだろう・・・

といっても、尖閣を守るためには下地島空港の活用は必要な事だと思う。問題は、だがしかし・・・というところ。

誰でも考えるつまらないことかもしれないけれど、やっぱり政府には近隣の人々が納得できるような説明と、十分な安全対策、そして地域振興策などの格別な配慮をお願いしたい。

あともうひとつ。下地や宮古の人たちに限らないけれど、いざとなれば攻撃されかねない危険を承知で基地を受け入れる人たちに対する国民全体からのリスペクトが必要だと思う。

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