「洗濯機の購入費」的パフォーマンスの効果は支持率次第

日経12.10.20朝 洗濯機の購入費山中教授に贈呈
田中真紀子文部科学相は19日閣議後の記者会見で、ノーベル生理学・医学賞の受賞が決まったお祝いとして、山中伸弥・京都大教授に洗濯機の購入費用を閣僚有志で贈ることを明らかにした…18日にお祝い金の目録を山中教授側に渡した。

この話を聞いたときは虚構新聞かと思ったけど、やっぱり本当だったんだ(ノ∀`)

教授が求めているのは洗濯機じゃなくて、iPSに限らず将来性のある研究を国としてしっかりサポートする体制を整えてもらうことだろうに。

国民はみんなわかってると思うよ。いや、閣僚の方々も皆わかってるはず。それなのに、閣僚の誰一人として止めなかったという・・・

すでに教授側は目録を受け取ってしまったようだ。できれば拒否してもらいたかったけど、教授を非難するのは筋違いだ。迷惑しているのは教授の方だろうから。

しかし、これがもし内閣の支持率が高い時にやるパフォーマンスだったなら、お祝いの気持ちを兼ねた軽いジョークで済んでいたと思う。しかし、支持率が低い今は、支持率向上のための軽薄なパフォーマンスとしか見えない。

パフォーマンスも支持率次第で国民の受け取り方が変わる。

ひょっとすると田中真紀子文部科学相は、ご自分が今でも昔のように国民の支持があると考えているのかもね。残念ながら、今はそうじゃないと思うよ。

コメント

  1. 山中教授から拒否は出来ないと思います。一応、内閣の国務大臣らからの寄付ですからね。でも内心は心の底から、ガッカリされているのではないかと思います。

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