2012年9月9日日曜日

APECでの野田佳彦首相と李明博大統領との「笑顔の握手」はダメだったのか?

日経12.09.09朝 日韓首脳、一瞬の握手
野田佳彦首相は8日・・・APEC・・・開始直前と終了後に、隣席の韓国の李明博大統領と握手した=写真は代表撮影・共同。「目があった瞬間に自然発生的に握手した」と記者団に説明した。言葉は交わさなかったという。・・・両首脳は着席直前に笑顔で握手した後、すぐに表情をこわばらせ、視線を合わさず席についた・・・(ウラジオストク=桃井裕理)

この話、ひげの隊長こと佐藤正久議員のツイートで知ったのだけど・・・


まさか隊長がウソつくはずないんだけど、確認できてなかったので反応しないでおいた。でも、やっぱり本当だったね。

日経記事より - 写真は代表撮影・共同

写真を見ると、李明博大統領の方も笑顔のように見える。少なくとも一方的に笑顔だったわけではなかったらしい。

はじめにこの話を聞いたとき、怒りを感じるというより不気味だなと思った。

外国の人から見れば、「お互いにあれほどバチバチやってる時によく平気で笑顔になれるな」と思うんじゃないだろうかと。日本人は怒ってるなら怒ってる、うれしいならうれしい・・・と、もっと感情を素直に表現すべきなんじゃないかとも思った。

しかしこの写真を見て、何というか、野田首相の人の良さというか、そういうところが出たのかなと思った。野田首相が笑顔になったから李明博大統領もつられて笑顔になったのだろう。

たとえ内心「コノヤロウ」と思っていても笑顔で接するということは、「これからも話だけはして行こうぜ」というノンバーバルコミュニケーションによるメッセージにほかならないわけで、これはこれで大した才能だと思う。

しかし、握手は求めても、笑顔である必要はあったかな?

単に握手を求めるだけでも、その場の雰囲気を壊すこともなく、日本らしい大人で前向きな対応になったと思うのだけど。

ここで笑顔を見せてしまったことで、国民に対しては「わたしは韓国にアタマにキてはいない」というメッセージを送ってしまったわけで、これが反発を呼ぶのだろう。

一方、韓国国民からはさらにナメれるわけだ。ここで黙って真剣な顔して握手を求めていったなら「こいつはタダモノじゃない」と思わせることができたのに・・・

総合して考えると、韓国に対して笑顔、日本に対して無神経ということなので、恐らく何の戦略もなくその場の雰囲気に流されて笑顔を見せただけだと思われ。

とすると、やっぱダメだね。

ひょっとすると、昨今の日本と韓国の事態を重く見たアメリカが「ここは大人になって笑顔で接してみてはどうか?」と打診してきた可能もあるかな?と。

まぁ、これでもやっぱダメなんだけど。アメリカの言いなりじゃなく、自分のアタマで考えないとね。

ということで結局、やっぱダメダメっすね。