2012年5月13日日曜日

「Touché」ほぼあらゆるモノをマルチタッチセンサーにしてしまう技術 by ディズニーリサーチ&カーネギーメロン大学

Touché Teaches Objects To Sense Your Touch | TechCrunch

Researchers at Disney and Carnegie Mellon University・・・Swept Frequency Capacitive Sensing that allows nearly any object to sense multiple points of contact・・・Even bodies of water can turn into “touch screens”・・・When combined with gesture recognition techniques, Touché demonstrated recognition rates approaching 100 percent.・・・Different body tissues have different capacitive properties, so monitoring a range of frequencies can detect a number of different paths that the electrical charge takes through the body.・・・

ディズニーリサーチとカーネギーメロン大学が共同で「Touché(トゥシェイ)」という、ほぼあらゆるモノをマルチタッチセンサーにしてしまう技術を開発したらしい。机、ドアノブ、水槽の水や人体でさえも!





「SFCS(Swept Frequency Capacitive Sensing)」と呼ばれる、小さなデバイスから出る微弱電気を人間の体に通して検知できる周波数グラフの形を認識する方式らしい。


皮膚にはそれぞれの場所で違った「cpacitive properties」(静電容量のことだと思われ)があって、その事を応用すると体のどこで触ったのかも認識できるらしい。

ジェスチャー認識の技術と組み合わせると、ほぼ100%に近いレベルでの正確な認識が可能だと。

上のビデオだと、どういう仕組みになってるかわからないけど、ソファーがマルチタッチセンサーになったりとかしてる。

つまり、もはや「マルチタッチ」=「ディスプレイ」の図式は通用しなくなったということだろう。

これはある意味「スイッチ」の再発明だと思う。だからソフトウェアの操作に限らず、本当に様々な場面に応用できると思う。素晴らしい。

この技術はきっとUI/UXの考え方を大きく変える。ソフトウェア開発者がさらに頭を切り替えなければならない時期が、そう遠くない将来にきっと来るだろう。


ディズニーってこんなことも研究してたんだね。他にも面白そうな研究がたくさんありそう。

Research Areas - Disney Research

Touchéのページを見ると、「Munehiko Sato」という日本人らしき方の名前がっ!どうやらVRの分野で有名な東大の広瀬研の方らしい。

昔からマンマシンインターフェースでも有名なCMU、そして東大広瀬研。なるほどなぁ、さすがだなぁと妙に納得してしまった。

とにかく、日本がこんなすごい技術に関わっていたっていうのが何となく嬉しいじゃないか。

Touchéの論文もバッチリあるぞ(PDF 10MB


ところで、この件はBLOGOSでのイケダハヤト氏の記事で知った。

本家Tech Crunchでは記事があったけど、日本語版では記事なしだったと思う。こういうことがあるのは仕方ないと思うけど、この記事は是非訳していただきたかったなぁ。