2012年2月4日土曜日

ザッカーバーグ氏曰く「金もうけのためにサービスを作っているのではなく、よいサービスを作るために収益を上げている」。ハッカー時代の到来かな?

マーク・ザッカーバーグの投資家向け公開状―「私たちは金もうけのためにサービスを作っているのではなく、よいサービスを作るために収益を上げている」 - Tech Crunch Japan

・・・ザッカーバーグはFacebookを印刷やテレビのような「社会を変える力をもったテクノロジー」であるとし、人々が情報を共有し、既存の制度や産業を大きく変えるためのサービスを作りたいと述べた。ザッカーバーグによれば、Facebookの社内のモットーは「ハッカー・ウェイ」であるという。・・・Facebook社の壁には<素早い実行は完璧に勝る>と書き記し、このことを肝に銘じている・・・Facebookの核心をなす5つの原則として、「インパクトに焦点を充てよ」、「速く動け」、「大胆であれ」、「オープンであれ」、「ソーシャルバリューを作れ」・・・私たちは金もうけのためにサービスを作っているのではなく、よいサービスを作るために収益を上げているのです。そしてこうした方法が、もの作りに役立つということも知りました。最近は多くの人が、単なる収益極大化にとどまらない目標を掲げる企業のサービスを好んでいるように思います・・・

「金もうけのためにサービスを作っているのではなく、よいサービスを作るために収益を上げている」か。

見方は色々あると思うけど、Facebookの5原則に「インパクトに焦点を充てよ」「ソーシャルバリューを作れ」とあることから、これはきっと本心だろうと思う。

これは、企業が目指すべき最優先事項は「金儲け」から「社会的価値の創造」に移った、という全世界に対する明確な宣言だと思う。

これまでにも同様の意識を持っていた経営者はいた。例えば、松下幸之助。

「商売や生産はその商店や製作所を繁栄させることにあらず、その働き、活動によって社会を富ましめるところにその目的がある。」

ただ、自分は全世界に対して明確にこういうことを言った経営者を他に知らない。

自分もこうありたいと思う。


ところで、松下幸之助翁がおこしたパナソニックも、今やテレビの不振で苦しいようだ。イノベーションを起こせなかったからだとか、機能優先になりすぎたからだとか、理由は色々あるのだろうけど、結局のところ「社会的価値の創造」という動機の優先順位が下がってしまったからではないだろうか。


「素早い実行は完璧に勝る」というのもその通りだと思う。

「最近は多くの人が、単なる収益極大化にとどまらない目標を掲げる企業のサービスを好んでいるように思います」というのもその通りだと思う。


要するに、彼は金儲けにあまり興味が無いのだろう。「ハッカー・ウェイ」という言葉が端的にそれを表していると思う。ハッカーは、金よりもリスペクトを大事にする人たちだと思うから。

つまり、より明確にハッカーの時代になってきた、ということかな?