2011年11月13日日曜日

アジアのTTP参加国は日本に「アジアの盟主」の役割を望んでいるらしい

日経11.11.12朝
・・・「日本には自覚がないようだが、野田首相の決断でTPPの魅力は2倍になった」。シンガポール政府の当局者はこう語る。・・・アジア各国は、日本の参加を歓迎している・・・TPPの全21分野の交渉はいずれも米国ペースで進んできた。アジアの交渉担当者からは「日本が米国とアジアの間に入り、時には先頭に立って米国に注文をつけて欲しい」との要望が聞こえてくる・・・日本に期待されているのは、米国と互角にわたり合い、米国の独壇場だった交渉の力学を変える役割だ・・・米国にとっても日本の参加は望ましい。今は米国以外は小国ばかり。・・・日本が加わって初めてTPPは実体がある貿易圏となる・・・(編集委員 太田泰彦)

アジア諸国は日本の交渉参加を喜んでいるらしい。しかし、アメリカはどうか?日経は日本が加わることで貿易圏の規模が大きくなるから喜ぶだろうと考えているらしいが、それなら、これはどういうことか?

TPP米国側から日本参加反対の声が - 北の国から猫と二人で想う事 - BLOGOS(ブロゴス)

アメリカの対日貿易赤字の7割は自動車関連らしく、その関連の人達が嫌がっているようだ。日本もそうだけど、アメリカだって色々な考え方をする人がいる。まぁ、少なくともアメリカの一部の勢力は日本が邪魔らしい。

日本が歓迎されるかどうかあやしくなるこんな話も。

痛いニュース(ノ∀`) : 野田首相、TPP交渉の加盟国会合に招かれず - ライブドアブログ

参加表明が遅かったからだと思いたいが、まさかアメリカの力が働いているわけではないでしょうね・・・

万が一そうだったとすると、野田首相がオバマ大統領に睨まれたのはひょっとして「TPP参加しろよコラ」じゃなくて「TPP参加するなよコラ」だったのか?という気も・・・

アジア諸国は日本に「アジアの盟主」の役割を求めているらしい。つまり、「アメリカに何とかいってよぉ〜」ということだ。場合によっては「代わりにケンカして!同盟国だからできるでしょ?」ということでもあるだろう。

もし日本がその要請にまともに答えるなら、アメリカとしてはマジで「TPP参加するなよコラ」になるかもしれず。ということは、日本は安全保障問題も含めて各国間で板挟みになって辛い立場になる可能性があり、相当慎重に行動しなければならないだろう。


別の日経の記事では、日本がTPPの交渉参加を表明したことによって、韓国は驚き、中国は警戒しているそうだ。アメリカに対しても牽制になっていると思う。つまり、日本はひとつ外交カードを持った。これだけでも交渉参加表明は戦略的意味があったと思う。

しかし、これからも民主党政権に実際の交渉を安心して任せられるのかどうかは疑問だ。