マカオのカジノは、ひと月で2380億円も稼ぐらしい - マカオ、カジノでフィーバー - 日経

日経11.09.03夕
マカオが「カジノ景気」で沸いている。カジノを中心とする賭博業収入は8月も前年同月比で57%増え、過去最高を更新・・・マカオは米ラスベガスをしのぐ世界最大のカジノ都市・・・8月賭博収入は・・・約2380億円・・・中国本土からが6割近くを占める。本土には公的なギャンブルがないため、愛好家がマカオに流れ込んでいる形だ・・・(香港=川瀬憲司)

先日、国会にカジノ法案が提出されるとの報道があった。

カジノ法案を今秋にも提出 超党派議連 - MSN産経ニュース

自分はギャンブルの類は一切やらない。競馬もパチンコも、宝くじでさえも。なぜなら、勝つか負けるかわからないギャンブルに金を出すなら、確実に自分のためになるものに金を使いたいから。

しかし、パチンコ屋さんを覗くと、かなりの人が昼間から入っている。こういったギャンブルの類は一定程度の人を集めることは間違いない。そして厚木で一番大きいホテルを外資から買収したのもパチンコ屋さんのグループだ。つまり、相当儲かりもするのだろう。

そして、日経の記事もそれを裏付けている。

例えば横浜のみなとみらいあたりにカジノができたらどうなるだろう。まず雇用が増える。税収も上がるだろう。そしてその周辺のお店も潤うだろう。となると更に税収が上がる。

3.11以降、残念ながら日本は外国人にとってわざわざ行きたい国ではなくなってしまったと思う。その意味でも、また震災がなくても、ギャンブルのような理性でなく本能に訴えるエンターテイメントは外国人の客引きの有効な手段になるだろう。

たったひと月の賭博収入が2380億円程度ということは、年間だと兆円レベルになるのだろう。こりゃ日本でも、ひょっとすると国家レベルの経済成長戦略になってしまうかもしれない。少なくとも、県や市のレベルなら十分な経済成長戦略になりうると思う。特に被災地や沖縄・北海道あたりにはあってもいいかもしれない。

と、経済面だけ考えれば非常にオイシイように思えるけれど、そのマイナス面がどれほどのものかは議論して慎重に見極めなければならないと思う。治安が悪くなったり、ハマっちゃう人も出てくるかもしれないからね。このあたりの議論を超党派のカジノ議連に期待したい。

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