「Eye-Fi」で考えた。「無線LAN対応デジカメ」や「3G対応デジカメ」が欲しい。

デジカメの画像をPCに移すのは意外と面倒だ。

Macはサイドにカードリーダーが付いているので、ケーブルをいちいち繋いでいた以前に比べると格段に楽にはなったのだけど、それでも面倒だというこのワガママさ(^^);

そこで、以前から気になっていたデジカメを無線LAN対応にするというEye-Fiを買ってみた。

Eye-Fi Connect X2 - 写真や動画を自動でバックアップして共有 | Eye-Fi Japan

メインとしては、相当古いデジカメLumix FZ-10で使いたかったのだけど、あえなくメモリカードエラー。


Class 6が災いしたか?いや、SDの容量の問題かも。あの頃、4GBなんて考えられなかったもんなぁ。とにかくSDが入るデジカメなら何でも、というわけにはいかないようだ。

で、仕方なく、これも今となっては古いNikon D40で試してみた。これは認識した。Macに「Eye-Fi Helper」というサーバーソフトらしきものをインストールする。さらに「Eye-Fi Center」というアプリをインストールする。

少々驚いたのは、この「Eye-Fi Center」がAdobe Airで作られていることだ。SDのデバイスコントロールもこれで行う。ネイティブのアプリと同じように見える。Airの実力はなかなかのものだなぁと改めて思った。

実際にシャッターを切って、画像がMacに次々と転送される様子は結構感動的だった。これでFZ10でも使えてたら良かったのだけど。

しばらく使っていると、ちょっとした問題に気がついた。何と、Macが起動していないとカメラの電源を入れてからしばらくシャッターが切れない!どうやら接続先を探しているようだ。しばらくするとタイムアウトするのか、切れるようになる。

で、カードの設定を見直すと、「Eye-Fi View」というストレージにアップする機能がONになっていた。これをOFFにすると問題が解決するようだ。


メーカーのサイトをよく見ると、最近のカメラはわざわざEye-Fiに対応しているようだ。「Eye-Fi連動機能」というらしい。

ニコン製カメラ Eye-Fi 動作対応表 << よくある質問 << サポート << Eye-Fi Japan

D40は名機だと思うけれど、もうさすがにパワー不足を感じてきたし、次に買うカメラはこの「Eye-Fi連動機能」にどれだけ対応しているかも大きなポイントとなりそうだ。


ところで、最近はコンデジはおろか、ミラーレス一眼でさえも販売不振と聞く。ケータイのカメラが高性能になってきているので、それで十分だと考える人が多いというのがその理由らしい。

しかしEye-Fiを使ってみて、その理由はただ「十分だ」ということだけではないと思った。もう一つの理由は、ケータイのカメラがネイティブで「ネット化されている」ということではないだろうか。

デジカメの販売不振を払拭するには、何らかのイノベーションが必要だ。そこで例えば、デジカメそのものをネット化するというのはどうだろう。

「無線LAN対応デジカメ」や「3G対応デジカメ」だ。わざわざEye-Fiに対応させるのではなく、デジカメ自体がその機能を持ってしまえばいい。NikonやCanonにできないはずないと思うのだけど。

もしプロが使うような一眼レフがネット対応になったら、よりリアルタイムジャーナリズムが進んでいくことにもなり、世の中の情報伝達のスピードがさらに高まりそうだなぁ。

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