「こち亀」連載35年と「自分を探してから仕事するのではなく、仕事をしながら自分を探す」という姿勢 | 「こち亀」35年 未知の扉開いて - 日経

日経11.08.09夕
・・・週刊少年ジャンプで「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」の連載が始まったのは1976年だ。以来、一度も休載はない。・・・ドラマには幾つかの定番の型がある。にもかかわらず、新鮮味を失わないのはその「器」に常に新しい「水」を注いでいるからだ。・・・「流行はいち早く取り入れる」。先月発売した175巻には・・・連載開始から一貫して変わらないのは、足を使って取材する姿勢・・・「自身の変化と作品の変化を同時に味わえるから、いつも刺激があるし、今もアイデアはどんどん出てくる」「新しい自分が見たいのだ 仕事する」。陶芸家、河井寛次郎のこの言葉が好きだという。「僕も開けていないドアがまだまだある気がする。それを探しながら描いている」(文化部 諸岡良宣)

日経記事より
「こち亀」は1976年の連載開始以来35年間、一度も休載なしだそうだ。凄まじいことだ。体を壊すなど、一回くらい休みが出てもおかしくないものを。

その結果、何と175巻目の発売となったそうだ。175巻・・・そんな巻数聞いたことないよ。ギネスいっちゃうんじゃなかろうか?

ここで誰でも思うだろうことは、なぜここまで続けてこられたのか?ということだろう。それはこの言葉に集約されているのだと思う。

「新しい自分が見たいのだ 仕事する」

なるほど。自分を探してから仕事するのではなく、仕事をしながら自分を探すのだ。

だから、まず自分自身が飽きない。そして、こち亀は日常に近い世界を扱っているので、自分の変化をこち亀に反映しやすいということもあるのじゃないかと思う。

しかし、こち亀と秋本治氏のお名前はずっと長い間知っていたけれど、こういう風貌だったということは初めて知ったよ。

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