2011年6月14日火曜日

KGDR「アポカリプスナウ」。批判の中にも、もう少しポジティブなエネルギーが欲しかった | KGDRことキングギドラ、原発批判曲で復活&ワンマン決定 (ナタリー) - Yahoo!ニュース

KGDRことキングギドラ、原発批判曲で復活&ワンマン決定 (ナタリー) - Yahoo!ニュース

・・・キングギドラのメンバーであるK DUB SHINE、Zeebra、DJ OASISの3人が、KGDR(ケー・ジー・ディー・アール)名義で新曲「アポカリプス ナウ」を本日6月8日より配信リリースした。・・・


大分前の話になってしまったけれど、昔からファンであった「キングギドラ」改め「KGDR」が再結成された。

アルバム「空からの力」は今でも捨て曲なしの名盤だと思っている。その後はさらに攻撃的になっていったけれど、それでも好きだ。内容はともかく、トラックとその言語感覚と韻踏みの技術がすばらしいと思うから。

そして今、再結成してさらに攻撃力を増したくさい。例えばこの「アポカリプス ナウ」。





KG3.0 アポカリプスナウ 歌詞書き起こし | @kitayaobuppaned

[ZEEBRA]
ついにバケの皮がはがれた 「安全安全」言ってたのは誰だ?
こっちはハナから半信半疑 半分信じてた てめぇがパンピー
洗脳教育 メディアの魔力 温暖化問題で更に加速
火力を控えて原子力 抑止力無い 地獄の黙示録
嘘が嘘を呼び袋小路に 騙されやしない いつも通りに
言った言わないの子供だまし いくらで売れたかい?君の魂
責任転嫁 責任転嫁 また都合が悪くなり責任転嫁
神話は崩れ去る寸前のジェンガ 我慢の限界集まったメンバー

[Kダブシャイン]
こんなの生まれて初めての体験 全部嘘だった記者会見
今 地震速報 空襲警報 出してくる情報も少ねぇぞ
広がる放射性物質の恐怖 じわじわ襲う静かな暴風
あっちじゃ停電で暗くて 時々振ってくるブラックレイン
官邸も会社も対応遅く 浮かび上がるマスコミとの汚職
二度と元に戻らない原子炉 褒め称えよそこ向かう戦士を
海底に眠る神々の魂 それでも奴等は俺らを騙し
計画停電で生活制限 迷惑提言の体たらく政権
いつ落ち着くのかまだ誰もわからない また揺れた また電話かからない
まだ続くのか教えてほしい誰か なんて言ってる内にもう少し慣れた

[DJ OASIS]
未だに続く余震 それより重要な自分たちの保身
風向きが都心のほう向き 危機管理するのも全部個人個人
だから俺にもくれよヨウ素剤 奴等の言うことに証拠無い
なんも出来ねぇ大所帯 結局誰も見れねぇ熔炉内
金儲けの為の電力 うまく潜り抜けた三原則
レベル宣告され見るガイガーカウンター そのうち自分でも買うんだ
生きたきゃ即逃げるか運だ 確かサリンはまず目が霞んだ
浮き彫りになるグレーゾーン 意識以外は全部無抵抗


見ての通り、一言で言えば、原発問題をテーマとして政府や東電をDISりまくる、という。そしてチャリティーソングでもある。

しかし、上のYahooニュースのヤフコメ見ると、まぁヒドイ言われようで・・・

@bigkottakromac氏をフォローしてるので知ってるのだけど、さすがに少々お嘆きだった。

自分は今の時代を反映したギドラらしい表現だと思うし、これがHIPHOPだとも言えると思う。ギドラのお三方の心は、やはり基本的に「善」だ。だからこそ、ここまで攻撃的なリリックになるのだろう。

でも何かこう・・・だからこそ残念な感じがした。後ろ指さすべきは後ろ指さすべきだと思うのだけど、もう少しこう・・・批判の中にも、もっとポジティブなエネルギーが欲しかった。

例えばリリック中にある「褒め称えよそこ向かう戦士を」というエネルギーを。