2011年5月5日木曜日

U・S・Aコールで勝ち鬨か。ビンラディンだって人間だ。自分は勝ち鬨をあげる気にはなれない。 | グラウンド・ゼロ 「歴史的瞬間だ」 - 日経

日経11.05.03朝
・・・ウサマ・ビンラディン容疑者死亡の一報を受け、何百人もの米国市民が駆けつけた。「安堵した」「歴史的な瞬間だ」と口々に喜びを表現・・・「U・S・A」のコールと「ゴッド・ブレス・アメリカ」の歌・・・(ニューヨーク=弟子丸幸子)

「グラウンド・ゼロ」で喜ぶ人々
(2日、ニューヨーク)=AP
今回のことは「歴史的な瞬間」か?それはその通りだと思う。

では今回のことで「安堵」できるようになったか?まったくそうは思わない。むしろ世界はより不安定になったとさえ思う。

そんな中、アメリカ国民はあの因縁のグラウンドゼロでU・S・Aコールで勝ち鬨をあげたらしい。同時多発テロで家族や大事な人を失ったアメリカ国民の方々を思えば、U・S・Aコールで祝いたい気持ちも理解できる。

しかし、ウサマ・ビンラディンだって人間だ。彼の周りにも、彼を大事に思う人々が必ずいたはずだ。ビンラディンが処刑された哀しみは、大事な人を失ったアメリカ国民の方々と同じはず。

それを思えば、とても勝ち鬨をあげる気にはなれない。

お互いのその想像力の無さが、米同時多発テロの根本的な原因ではないだろうか。