2011年5月19日木曜日

カイリーのアイドル路線固持は「強固な意志」というより「差別化戦略」ではないだろうか | カイリー・ミノーグ アイドルの正統 衰えず - 日経

日経11.05.18夕
・・・例えばマドンナにしろレディー・ガガにしろとても現代的なアイドルであるが、いわゆる正統的なアイドルではない。むしろ異端であるからこそ成立しているアイドル・・・正統的アイドルとは、あくまで可愛らしく、ファンの幻想を裏切ることのない綺麗事の世界を守ってくれるものでなくてはならない。・・・綺麗事は嘘・・・誰もが嘘だと知っている中で嘘を貫くのは本当に難しい。・・・42歳の現在・・・一番重要なのは正統的アイドルであろうとする強固な意志・・・日本で言えば松田聖子が・・・未だにチャートの1位に輝き、ドーム・ツアーを続けているようなものだ。それを世界的規模で実現している・・・(音楽評論家 渋谷 陽一)

カイリー・ミノーグを初めて知ったのはこの曲だっただろうか。





日本のアイドルデュオ「Wink」が同じ曲をカバーしていたのを思い出す。カイリーには悪いけど、情感のあるWinkの方が好み(^^);





カイリーはずっと単なるアイドルであったわけではない。カイリーは時代に合わせてこんな曲もやっている。カイリーがマドンナ的はエレクトロをやっていることに驚いたものだ。正統アイドルがあからさまな色気だすの?と。





最近のカイリーはよく知らないが、4月に幕張メッセに来られたようだ。そこでは、「アイドルの正統」なるものを貫いていたらしい。

渋谷陽一氏は「一番重要なのは正統的アイドルであろうとする強固な意志」とおっしゃるけれど、マドンナやレディー・ガガが台頭する現在では、意志というよりむしろ差別化するための戦略なのではないかと思う。

いずれにしても、カイリー・ミノーグは有能だということだろう。分かっていて正統アイドルを貫く。逆にマドンナやレディー・ガガは分かっていて非正当アイドルを貫く。

カイリーもマドンナもレディー・ガガも、皆有能だ。やはり世界的なスターになる人達は違う。皆それぞれの「立ち位置」というものをよく分析しているのだろう。