日本独立の動きは宇宙開発から始まっているのかも。最近の日本の宇宙開発はすばらイぃぃぃぃぃネ! | 宇宙機構 ロケット部品 国産強化 - 日経

日経11.01.14夕
・・・米国は宇宙関連部品を武器輸出規制の対象に指定しており、調達に時間がかかるほか、故障しても分解調査ができない。昨年12月、金星探査機「あかつき」が予定軌道に移動できなかったのは米国製部品のトラブルによるが、日本単独の原因究明は困難で、国産化の徹底が課題として浮上・・・宇宙関連部品は開発費がかさみ、採算が合わないものが多い。このため、宇宙機構は日本製部品を欧州に売り込む支援に乗り出す。・・・

「あかつき」の金星軌道乗せるぜプロジェクトの失敗は、どうやらアメリカ製の部品のトラブルにあったらしい。

琴線探査: 失敗は終わりじゃなく、新しい始まりだ! 挑戦あるのみですゼ! | あかつき 金星周回失敗 - 日経

この失敗を二度と繰り返さないために全てを自由にできる国産部品に切り替えなければならないというのは、まったくもって当然のことだと思う。

ソフトウェア開発でも似たようなことがある。あるソフトのコア機能を出来合いの外部ライブラに頼ると、そのライブラリに問題があった場合に解決しようにも解決できず、結局初めからやり直しになるという・・・

ただ、ソフトウェア開発の世界ではオープンソースによってそういったことはあまり無くなったけれど。


ところで、どうも最近の日本の宇宙開発はアメリカから独立していく傾向にあると思う。GPSだってアメリカに頼らず自前のものを持とうとしていて、近い将来は本当に実現できる可能性がかなり高い。

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国産部品を作った場合の採算の問題を海外に売ることで解決しようとしているようだけれど、ただ売るだけでは売られた方も遅かれ早かれ今日本が感じている不満を持つようになるだろう。

そうならないためには、仕様をオープンにするとか分解を許可するなど、なんらかの売り方の工夫が必要になるだろう。ソフトウェア開発の世界でいうところのオープンソースのように。


しかし、とにかく最近の日本の宇宙開発はすばらイぃぃぃぃぃネ!

コメント

  1. あかつきの失敗がアメリカ製の部品のせいだったとは?!苦々しいですね。

    でも、オープンソースにするとペイできなくなりますね。保守で稼ぐとかですかねえ。

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