ついに反日デモが反政府デモに変質してきたようだ。天安門の悪夢が再来しないことを祈る。 | 反日デモ、内政批判に波及 - 日経

日経10.10.26朝
・・・若者らは尖閣諸島・・・の領有権をめぐる日本への批判だけでなく、官僚腐敗や住宅価格高騰など内政への不満を声高に叫びながら行進・・・周囲を驚かせんたのは、デモ隊が掲げた「多党制を認めよ」と書いた横断幕だった。中国メディア記者は「これほど公然と共産党の一党独裁を批判した動きは(1989年の)天安門事件以来だ」と話す。・・・

中国での反日デモは、尖閣の問題はキッカケにすぎなくて、実は日頃の政府に対する不満などのうっぷんを晴らすためなんじゃないかと感じていた。

だって、店は襲うし、車はひっくり返すは、ほとんどデモじゃなくて暴動にしか見えない。一方、日本のデモ隊を見よ。あの整然とした行進。

そしてついに、反日デモは反政府デモへと変わってきたようだ。やはり苦境に立たされているのは日本じゃない。中国政府だね。

中国の若者たちは愛国教育というか反日教育を受けているそうだが、その若者たちが反日よりも反政府に向かうということは、中国にとって希望の光かもれない。

いつか彼らが共産党の独裁を打ち破ったとき、中国は日本にとって、いや世界にとって、本当の意味で手強い大国となるだろう。

ただ、その改革の途中で再び天安門の悪夢が蘇らないことを祈る。

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