ハッキリしたのは「中国はこういう国だ」はもはや世界の常識だということだ | ノーベル賞 劉暁波氏に平和賞 中国で服役中 人権活動を評価 - 日経

日経2010.10.09朝

【ロンドン=岐部秀光】ノルウェーのノーベル賞委員会・・・劉氏は89年の天安門事件の際の学生リーダーの一人。中国共産党による一党独裁体制の廃止を求める「08憲章」の起草・・・「国家政権転覆扇動罪」に問われ、懲役11年の実刑判決・・・現在も服役・・・同委員会は・・・「新しい立場に置かれた中国はより重い責任を果たすべきだ」と主張し、中国が「いくつかの国際合意に違反しているほか、表現の自由などを定めた自国憲法にも違反している」と批判・・・

ノーベル賞委員会は本当に大した度胸だ。きっと強い信念があるのだろう。

中国としてもノーベル賞受賞は夢だったと思うけれど、はじめて受賞したノーベル賞が自国の体制を根本から否定するものだったのだから、ケンカを売られたようなものだと感じているだろう。

今回の件でわかるのは、日本が「中国はこういう国だ」と声高に主張しなくても、もはやそれは世界の常識なのだろうということだ。

ならば日本はあえて声高には主張せず、毅然としつつも冷静に、粛々と成熟した大人の国の対応を見せるべきだろう。

ただ、確かに、ここのところの日本は「冷静」「粛々」といった面はあったとは思うけれど、「毅然」としていたかどうかは、あやしい。


ところで、「劉暁波」は何とお呼びするのか?「りゅう ぎょうは」とお呼びするようだ。
劉暁波 - Wikipedia

この件は痛いニュースでも取り上げられてた。
痛いニュース(ノ∀`) : ノーベル平和賞に中国人の劉氏 投獄中の中国民主活動家 - ライブドアブログ

コメント

このブログの人気の投稿

レオナルド・ダ・ビンチはなぜノートを「鏡文字」で書いたのか?

macでsmb(samba)共有サーバーに別名で接続(別アカウント名で接続)する方法

Google DriveにCURLでアップロードするには?