2010年4月11日日曜日

『有用な「新聞」』ではなく『有用な新聞』を求めているのだが | 双方向読者とつながる 「日経電子版」で新発見 自分の意見発信も - 日経

日経10.04.11朝
・・・「日本経済新聞 電子版(Web刊)」はインターネットの双方向機能を取り入れて、読者の顔が見え、読者とつながるサービスを目指している・・・「クイックVote」・・・アンケート・・・「経営者ブログ」・・・読者からの投稿・・・「アクセスランキング」・・・例えば、経営者による閲覧記事ランキング、年収2000万円以上の読者の記事ランキングといった見方が可能・・・紙の新聞にはない独自の情報・・・専門コーナーをもうけて手厚く報じる・・・今後も読者にとって、より身近で、より有用な「新聞」を目指し、日経電子版は新しい読み方の提案を続けていく。

「春の新聞週間特集」の一つの記事だ。

自分は新聞に対してさして双方向性は求めていない。「読者の顔が見え、読者とつながるサービス」とは誰のためのものだろうか。主語が「読者」であることをみると、ひょっとして日経のためなのではないかと感じる。読者とつながるサービスは結構だが、むしろ記者の顔がみたい。

新聞記事に対するアンケートなら、すでにYahooニュースのコメント欄が圧倒的なユーザーベースを持っている。アンケートはユーザー母数が重要なポイントだが、この状況で「クイックVote」がどれくらいの有用な情報源となるだろうか。

「経営者ブログ」は特別寄稿と同じだと思うので歓迎だ。

アクセスランキング。これもすでにYahooニュースが圧倒的なユーザーベースを持っている。これもユーザー母数が大事なことは言うまでもない。「年収2000万円以上の読者の記事ランキングといった見方が可能」というところで独自性を出そうということだと思うが・・・年収の差で記事の価値を図ろうという発想がなんとも。

日経はどうやら紙よりネットを重視するつもりらしい。このままでは、いつか紙の新聞はなくなるかもしれない。

自分は『有用な「新聞」』ではなく、『有用な新聞』を求めているのだが。残念だ。