2010年4月11日日曜日

やはり「タブレット」は新聞社の救世主になるかもしれない | ネット報道、世界の潮流 取材・編集の強み駆使 価値ある情報を提供 - 日経

日経10.04.11朝
・・・消費者が対価を払う価値があると思える記事やサービスを提供できるかどうかに、その成否がかかっている・・・米ニューズ・コーポレーションのルパート・マードック会長がグループ内報道コンテンツの有料化宣言を実行に移し始めた・・・英サンデー・タイムズ紙と英タイムズ紙の電子版を6月から完全有料化・・・紙の定期購読者は電子版を無料で読める仕組み・・いずれにしても無料で読める記事は一本もなくなる・・・2011年にニューヨーク・タイムズ紙が電子版の記事に課金する計画・・・英フィナンシャル・タイムズ・・・電子版は、無登録の読者が読める記事をゼロに・・・「フリー」の中で著者のクリス・アンダーソン氏は・・・入場料をタダにして中の出し物の一部を有料にする「フリーミアム」だと提起・・・日経の電子版も・・・一種のフリーミアム・・・世界の新聞の存亡をかけた電子版有料化の成否は各国のジャーナリズムの勢力図にも影響を与えそうだ。(編集委員 小柳建彦)

ようするに、どうやら世界のネットニュースは有料化へ進んでいるようで、金を払わなければネットニュースが一本も読めなくなる状況になりつつありますよ、と。でも日経の電子版は「フリーミアム」を導入しているので一部は無料ですよ、と。

もし新聞のネット化は避けられたとしても、新聞の電子化は避けられないだろう。そこでこういうのはどうだろう。

ネットの記事は見出しと要約部分だけにする。完全リンクフリー。完全無料。そこではソーシャルネットワークも強力にからめて広告費を稼ぎつつ、有料の「タブレット」用電子版新聞の宣伝と購入誘導を行う。

ここで重要なのは、定期購読ではなく単発売りにして、できるだけ安くすることだ。つまり「欲しい情報を買ってもらう」ようにするのだ。新聞という形にこだわらず、記事ごとに売ってもいいかもしれない。

「タブレット」とは、もちろんiPadやKindleのことだ。ひょっとすると、やはり「タブレット」は新聞社の救世主になるかもしれない。