2010年4月11日日曜日

リンク制限は「責任回避のため」?ジャーナリストは責任回避や自己保身から最も遠い存在ではないのか? | ASCII.jp:新聞社が「無断リンク」を禁止する3つの理由|編集者の眼

ASCII.jp:新聞社が「無断リンク」を禁止する3つの理由|編集者の眼

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文● 中野克平/Web Professional編集部
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理由1:クレームに対応したくないから
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Webサイト担当者としては、被害者から新聞社にクレームが入って出世に響くのは困る
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理由2:見出しに著作権が認められなかったから
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個別の見出しが無断で使われたとき、サイトポリシーやリンクポリシーを根拠に、「やめてくれ」と主張するため
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理由3:個別の記事は更新、削除されることがあるから
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記事の差し止めや名誉毀損による損害賠償を請求されたらたまらない。「本社は禁止しているのですが、勝手にリンクする人が多くて弊社も迷惑しているんですよ」と主張するには、その根拠を示さなければならない
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こうして見ると、新聞社のリンクポリシーは、担当者が馬鹿で時代遅れだから、無断リンクを禁止しているわけではない。コンプライアンス的配慮からリンクポリシーを策定して公開・・・動機がどこかサラリーマン的で責任回避の姿勢が見え隠れする・・・

中野氏がおっしゃるには、新聞社のサイトのリンクポリシーが厳しいのは「責任回避のため」ということらしい。もしそうだとするなら、非常に残念だ。

まず、責任回避や自己保身を考えて深い記事が書けるとは思わない。その程度の気合では、表層的な記事になるのは当たり前だ。

表層的な記事しか書けないのなら、ネットの見出しやTwitterでも十分だ。すると新聞は売れなくなる。

新聞が売れなくなれば、新聞社が困るだけでなく国民も困ることになる。ということは日本が、世界が困ることになる。

新聞社やジャーナリズムというものが、世の中でどのような役割を担っているのか、もう一度考えるべきではないだろうか。社会の公器を担っているという誇りを、是非持っていただきたい。

高名なジャーナリストたちを思い浮かべてみよう。そのうちのひとりでも責任回避や自己保身を匂わせるような人物がいるだろうか。これを考えれば、このようなリンクポリシーはジャーナリストとして恥じるべきことだとわかるだろう。

ジャーナリストという人々は責任回避や自己保身から最も縁遠い存在だと思う。だから自分は尊敬するし、そのご苦労の対価として金をはらうのだ。