漁協の方は言った「残酷かどうか、誰が決めるのか」 | イルカ漁論争、地元困惑 米映画「ザ・コーヴ」今夏公開 「大事な食文化」「廃業止まらぬ」 - 日経

日経10.03.29朝
・・・・アカデミー賞受賞映画「ザ・コーヴ(入り江)」が今年夏、国内で一般公開される・・・映画では一方的に批判され、世論でも矢面に立つ和歌山県太地町の関係者は「先祖から受け継いだ食文化を守りたい」と決意している・・・「残酷かどうか、誰が決めるのか」・・・イルカ漁に携わったことがあるという男性(64)はつぶやいた。男性は「家畜の場合と比べ特別に残酷なことをしているとは思わないが、アカデミー賞の受賞で残酷ということになるのだろう」・・・町には匿名の日本人から「かわいいイルカを殺すなんて許せない」など150件以上の講義が殺到。地元漁協は「何を言っても批判される」と口を閉ざす・・・町立太地小学校・・・「クジラもイルカも大切な地域の食文化。命の大切さや食材への感謝を学ぶことにもつながる」と坂本善光校長。「批判が高まることで、太地の子供たちが肩身の狭い思いをすることがあってはならない」と心配する・・・

▲ザ・コーヴ(THE COVE)
太地町のイルカ漁を隠し撮りした米国のルイ・シホヨス監督によるドキュメンタリー映画。スタッフが同町内の立ち入り禁止区域に不法侵入して撮影・・・町や漁協は、イルカ漁関係者を「ジャパニーズ・マフィア」として無断で顔を公開したことに反発・・・

正直、自分はクジラもイルカも食べようとは思わない。それは、ただ単に他の肉で十分だから。ましてや国際的に批判されてまで、あえて食べようとは思わない。ここで重要なのは、クジラもイルカも魚類ではなく哺乳類だということだ。

自分は馬肉も食べようとは思わない。馬がカワイイからということもあるが、他の肉で十分だから。

自分は犬が大好きだが、アジアの国々には犬を食べる国もあるそうだ。しかし、自分は犬肉を食べようとは思わない。犬が大好きだということもあるが、他の肉で十分だからだ。

だからといって、クジラやイルカ、馬や犬を食べる人達を非難するつもりも毛頭ない。食文化はそれぞれの国、地域で様々だ。自分の価値観でわざわざ口出すようなことではない。もしそれをするなら、その国や地域の人々の食文化を否定することになり、誇りの問題、最終的には国家主権の問題となるだろう。

漁協の方は言った「残酷かどうか、誰が決めるのか」。まさにその通りだと思う。

つまり、この件に対する疑問を一言で言えばこうだ。あなた方は一体、何様のつもりなのか。

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