月に水の存在確認 NASA 宇宙基地に利用も

日経09.11.14夕
・・・水の存在が注目されるのは,月資源の利用に各国の関心が高まってきたため。月には高機能材料のチタンやエネルギー源となるヘリウム3などが存在する。こうした資源を利用する時に水があれば,採取ロボットのエネルギー源になるほか,将来の有人月基地の運用に役立つ・・・

いやー,ガンダムの世界に近づいてきたなぁ。

なるほど,月には資源がある。しかし地球に持ち帰れなければ意味が無い。もし月と地球間を頻繁に行き来できるスペースシャトルのような宇宙船があったとしても,運賃がかかりすぎて現実的でない。

となると・・・アメリカの目的はやはり月面有人基地だろう。その先は領土の拡大だろう。月に人間の経済圏ができれば,地球まで運ぶ必要はない。宇宙はまさにフロンティア。取ったもん勝ちだ。

アメリカはスーパーコンピューターにしてもクラウドにしても宇宙開発にしても,将来に対する重要な布石を必ず打ち,そして常に最先端を走っている。残念ながら日本とは先の読み方が違う。なんとも壮大な感じだ。

日本はアメリカに次ぐ世界2位の経済大国だと誇ってきたが,その状況に甘んじてきたのではないだろうか。アメリカを抜いて世界一になろうという気概はあったのだろうか。どっちにしても,今はそのご自慢の経済大国世界2位の地位も,中国に取って代わられそうという状況まで来てしまっている。

行政刷新会議ではスパコンで「1位じゃないと駄目ですか?」という事をいう人がいたようだが,エフユーシーケー。それにはハッキリ「ダメです」と答えよう。本当に情けない。始めから負けている。こういうのを負け犬根性というのだ。しっかりなさいまし!

実際に1位になることだけが重要なのではない。1位になろうとする気概と努力,そういったメンタリティーが重要なのだ。小学校で教わらなかっただろうか。その気概と努力の結果が今のアメリカの国力である,と自分には思える。

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