映画監督 大林宣彦 ブリキの映写機の玩具 映画の編集,言葉より先に学ぶ

日経09.10.02夕
・・・僕の家は代々医者だった。昔,医家というのは地方で真っ先に新しい文化を取り入れた場所で・・・とびきりの宝物が,ブリキでできた玩具の映写機だった・・・3歳の僕・・・説明書きをよく読むと「くわつどうだいしやしんき」とある・・・小さな映写機から現れては消えていく四角い光の映像は,汽車の窓から眺める風景に似て,ああ,これは記者と同じように旅を楽しむものなんだ,と小さな僕は思った・・・

汽車の窓枠がカメラのフレーム。なるほど。

子供のころの原風景というのは,その人の人生に大きな影響を与えるのだろう。

自分は小さい頃,何かといっては機械を分解して親を困らせていた(^^); 子供には魔法に思える技術の結晶である機械の中身を,どうしても見てみたかったのだと思う。

自分が科学に興味を持ったのは,その頃の影響だ。

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