「位置ゲー」旅の楽しさプラス 携帯活用,出先でお宝ゲット

日経09.10.15夕
・・・「コロニーな生活★PLUS」(コロプラ)で遊ぶ人は,9月中旬から福島円でカフェ盆栽を買うと,同じアイテムをゲーム上でも得られるようになった。・・・実際に購入した・・・男性(41)は「ゲームのアイテムが欲しくてやってきた・・・コロプラは2003年にサービスを始めた位置ゲーの草分け的存在・・・参加者の目標の一つは・・・日本各地に設定された「お土産」を集めること。お土産はその場所に行かないと手に入らない・・・コロプラの馬場功淳社長は「ゲームをきっかけに旅行し,地方の魅力を再発見してほしい」と話す。・・・コロプラの場合は「社会人がほとんど」(馬場社長)・・・ソネットエンタテイメントが運営する「ココ釣りマスター」・・・特定の地域の釣り場にしかいない珍しい魚を釣って,ゲームの魚図鑑を完成させる。・・・マピオンの「ケータイ国取り合戦」・・・現地に行かないと入手できない川中島の戦いの限定アバター・・・アイアクトの「キミとボクと魔法のタネ」は,ゲーム画面上の自分の畑に種をまいて花を育てるゲーム。全国各地を訪れて位置登録すると,その都道府県の花をゲーム上で咲かせるための種が手に入る。・・・(電子報道部 長岡良幸,須永太一郎)

記事が指摘するポイントは2つあるようで,一つは「収集欲をくすぐる」ともう一つは「社会人がハマる」という点だ。

自分としてはもういくつかポイントがあると思う。

一つは「現実にその場所に行かないと〜できない」ということ。

ゲームは基本的に仮想空間だが,GPSと連携することで現実とのリンクが自然と出来上がっている。一種のARアプリケーションとも言えると思うし,ここがGSPを使わない一般的なゲームと決定的に違うところだと思う。この特徴によって,現実世界もゲーム世界もお互いの価値を高めあう結果になっている。

もう一つは,「地域の活性化や超小口広告に応用できる可能性」だ。

ゲームという入り口をきっかけに,身近だが知らないものがあることがわかったりすると,自然に実際に行ってみようと考える。旅行のきっかけになるだけでなく,その地域の活性化にもつながるだろう。

さらには,新聞チラシやポストに入れるチラシすらも出せないような,超小口の広告にも応用できるだろう。「タイムセール!今日の夕方6時以降はタマゴ1パック100円!」とか(^^); 地域経済に大いに貢献できるだろう。

記事であげられているサービスはどれもゲームだが,GPSとモバイルというキーワードをあわせると,ゲームという切り口でなくとも,より社会の役に立つWEBサービスを作ることができるだろうと確信をもった。

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