うつとブログとmixi

昨日書いたmixiボイスに関する記事のコメントで、興味深い事を書いている人がいた。

精神科の医師が説明してくれましたが最近の米国の研究では、匿名性の高いBlogなどのCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)に 自分の気持ちを書き込むことで、抗うつ効果があるそうです。

招待制で匿名度が低いmixiにつぶやいてみても、抑うつ状態にある自分にとってはまるで逆効果なんですよ。

医師には、はっきりと抑うつ神経症やうつ病などを患っている人はmixiはやめたほうがいいと忠告されました。

自分もソフト開発のことだけでなく日常のこともブログに書くようになって、

・頭が整理されていく感覚
・知識や感情がGoogle検索によってインデックス化されていく感覚
・考えを素早く文章としてまとめる力が上がっていく感覚
・ストレスが解消されていく感覚

などがあると感じている。

ある意味で憂さ晴らしというか、考えていることを頭の中だけに溜め込まず、すぐに吐き出すクセがついたことで、精神的により健康になった気がする。

自分はWEBサービス開発者のハシクレでありながら、mixiをやったことがない。しかし話を聞くと、ある種のストレスを感じている人も多いようだ。

前にも書いた気がするが、Googleの検索ボックスに「mixi」と入力した時のトップ補完候補は現在のところ「mixi 足跡 残さない」である。これはmixi内の人間関係にある種のストレスがあり、お互いの関係の距離を離したがっている人が多い、ということではないだろうか。

もしそうだとすると、やはりコメントの筆者が指摘しているように、CMSに抗うつ効果を期待して使うのならばmixiという選択は適当ではない、という事になるだろう。

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