究極の水着 最後の花道

日経09.07.28朝
・・・スイマーが受ける抵抗には「造波」「形状」「摩擦」の3つがあり、影響度の割合はそれぞれ50,40,10%という。・・・編み物素材などに比べ生地表面の凹凸が少ないラバーは「極限まで摩擦抵抗を抑えたもの」・・・空気も水も通さないラバーは揚力を生むという見方もある。国際水泳連盟は2010年から水着の素材を織物に限るなどとした新規定を検討中。・・・メーカーが気にしているのは、水着面積の縮小。・・・レーザー・レーサーで、旨や尻の膨らみを抑えて体の線をなだらかにし、腰や腹付近のくぼみに生じていた「乱流」を抑える。筋肉の揺れも押さえ込んでしまう。だが、生地面積が小さくなれば、比例して水着が役割を果たす余地は減る。・・・


今時の水着はスゴイことになっているのだということを知った。まさに科学だ。

きっとマグロやイルカなどの魚を参考にして、人間を魚に近くしようとしているのだと思う。自然にはまだまだ見習うべき事がたくさんある。

聞く話によると、もはや水着を一人では着れないそうで、コーチなどと一緒に2時間かけて着るらしい。これはもう、機動戦士Gガンダムのあの黒いスーツさながらのキツさだろう。

水泳というスポーツを考えた時に、選手の実力ではなく水着というマシンによってタイムが変わるのには確かに抵抗がある。

しかし、F1はドライバーの実力とマシンの性能を合わせて最速に持っていくもので、これもスポーツと呼んでいる。

なら、水泳でも選手の実力と水着の性能の両方を合わせて最速にもっていくというのもありなのか?と思わなくもない。

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