エコの時代なぜ高速料金値下げ?

日経09.06.20朝
・・・車離れが進んでいると言われる「U-29(29歳以下)」世代には、腑(ふ)に落ちないことがある。「割引したら交通量が増えて、地球環境に悪いでしょ。人口減少が進むのに、建設中の高速道もあるみたい。何だかこれって、おかしくない?」・・・エコの時代なのに、なぜ高速道割引なんて環境に悪いことをするの?経済への恩恵はあるんだろうけど、マイカーの優遇はすごく疑問。・・・どうせ税金を使うなら、公共交通機関を安くすればいいのに。・・・30代、40代の先輩はともかく、僕らの世代で車を持っている友人は少数派。僕も車には興味ない。・・・


不況になる前、自民党の人たちは、高速道路を無料化すると言った民主党の人たちに対して、このエコの時代に交通量を多くしてどうする?という事を確かに言っていた。

しかし今はどうか。自らが進んで高速道路の割引をして交通量も排ガスも増やしている。

不況だから緊急措置だというのだろうが、このように素早く立場を変えられる人たちのエコは、ニセモノとしか思えない。

一事が万事で、全ての政策があやしく思えてならない。どうせならもっと正直にいってくれればいいのに。「日本は車産業でもっています。だから今、車産業を応援しなければなりません。」と。

しかしU29の彼らが言うように、これからの時代は道路の整備ではなく、公共交通の整備を行なうべきだと思う。山の中に住む人にもできるだけ公共交通が届くようにするのだ。

公共交通ならば排ガスは最小限にできる。駅が出来ればその場所は栄える。栄えれば人が集まる。そうなれば人が地方に分散して住宅問題や、過疎など色々な問題が改善に向かうかもしれない。結果として日本の景気にも寄与する可能性もある。

コメント

このブログの人気の投稿

レオナルド・ダ・ビンチはなぜノートを「鏡文字」で書いたのか?

macでsmb(samba)共有サーバーに別名で接続(別アカウント名で接続)する方法

Google DriveにCURLでアップロードするには?