就職活動 親も参戦

日経09.04.30
不況下で就職活動に臨む我が子を心配し、積極的に関与しようとする保護者が増えている。・・・「『就職するには環境が厳しいから留年したい』と息子が言う。どうすればいいのか」。・・・「家で話をしても、就職先の志望や面接の進み具合がはっきりしない。どうにかしてほしい」。・・・十年以上、就職支援に携わってきた川口高志課長は「いくつかの内定から就職先を最終決定する際、親に委ねる学生もいる。自立して進路を切り開く力が弱まってきた」と感じる。学生には「自分の進路なのだから、次からは一人できなさい」と諭しているという。・・・

はぁ。。。。。。。川口課長さんの言う通りだ。

横浜開港から150年、慶応義塾150年。

その昔、福沢諭吉先生は独立自尊を説いたわけであるが、今の日本ではその気概が相当に薄れているのだろう。まだこのようなケースは一部だと信じたいが、諭吉先生をはじめ、日本の先人たちはこのような現在の日本をきっと嘆いておいでに違いない。

この状況は若者のせいだけには出来ない。問題の多くは大人の方にあると思う。今、子を持つ親の上の世代もまたしかり。このままではどんどんこの気風が日本に受け継がれていく事になりかねない。何とか自分たちの代で食い止める必要があると思う。

この150年という節目で、もう一度日本人がこれからの時代で持つべき気風について考え直す必要がある。

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