ネット読者増でも利益減

日経09.03.27朝
ニューヨークタイムズ・・赤字決算・・読者数・・創刊以来、最高・・読者の九五%は無料の電子版利用者。サイトに載せるネット広告の収入で元が取れると考えたが甘かった。
・・・
広告媒体となるサイトの供給過剰で広告単価が下落。
・・・
広告収入が確保できないまま、「ネットに流れる情報はただ」という側面だけが一人歩き。

これは相当昔からインターネットが抱える重大な問題。自分ですらもネットの情報やソフトはほぼタダだという意識がある。

この状況を何とか助けていたのがネット広告だが、これもダメになるとしたら、一体どうすればいいのか。その答えをみんな模索しているだろう。

恐らく多くのユーザーは、全く金を払う気がないという訳ではないと思う。素晴らしいサービスや情報には、多少の金を払っても良いと思っているのではないだろうか。

もしそうなら、そこで問題になってくるのは金の流通のさせ方だろう。ストリートミュージシャンに投げ銭するようなシンプルな方法で、気軽に、安全にサイトオーナーに金を渡せるシステムが必要だ。

日本がもしIT立国やコンテンツ立国を目指すのであれば、思い切って国主導でネット社会に即した金の流通システムを構築して、銀行にその役割を担ってもらうようにできないだろうか。どこかの企業に依存するサービスとしてでなく、国のインフラとして捉えて。

道の険しさは想像もつかないが、もしこれができれば、様々なコンテンツやサービスが生まれ、すんごい事になりそうだ。

追記
twitterで送金するらしい。

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